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目に見えない、たからもの
オーストラリア人作家ベン・ライスによるベストセラー小説を、「フル・モンティ」のピーター・カッタネオ監督が映画化した作品。 舞台はオパール採掘で有名なクーパペディというオーストラリアの田舎町。空想癖のある妹ケリーアンと、そんな妹のせいで皆からバカにされることにうんざりしている兄アシュモル。ケリーアンの友達は、彼女の空想の世界にしか存在しないポビーとディンガンのふたりだけ。ある日ポビーとディンガンが失踪してしまい、夜中に採掘場へふたりを探しに行った父親が採掘泥棒と間違われ、以来町中の皆から疎外されることになり、ケリーアンは病んでしまう。 最初はうんざりしていた兄アシュモル。辛そうにしながらもポビーとディンガンの心配をして、日に日に病状を悪化させて行くケリーアンの姿を見て、次第に気持ちを変え、町中にビラを貼って二人を探し始める必死な姿には、思わず心がグッときてしまう。 窃盗や暴行容疑で夫は裁判にかけられ、そのせいでパートの仕事もクビになり、娘は病気に・・・。「こんな町に連れてきたあなたのせいよ!」と夫と喧嘩をし、昔の恋人とふたりで写った写真を見ながら泣いている母親を気遣うアシュモル。「ボクのパパは最高のパパだよ」、「少なくともアシュモル・サイドボトム(昔の恋人の名字)なんて名前にならなくてホントよかったよ」とジョークを言って母親を笑わせてみたりするけなげさに、君はなんていい子なんだろう!ときっと誰もが思うはず。 目に見えなくても存在するものはある。 “現代版星の王子様”と言われるポビーとディンガン、たくさん笑顔にさせてくれる、ハートウォーミングな作品です。優しい気持ちにさせてくれます。 2005/12/29@恵比寿ガーデンシネマ *Pobby and Dingan (Opal Dream) ★★★+ 2005年/イギリス、オーストラリア 監督:ピーター・カッタネオ 出演:クリスチャン・ベイヤース、サファイア・ボイス、ヴィンス・コロシモ、ジャクリーン・マッケンジー 余談) 母親役のジャクリーン・マッケンジー、どこでみたんだろう、とずっと思っていたら、"Angel Baby"に出てた女優さんだった。(と思う)あの映画、見たのは随分昔だけれど当時は結構好きだった。また見てみようかと思う。
by h_i_k_i
| 2005-12-29 20:34
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