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遠い空の下、僕は世界がめざめる音を聞いた——
もう説明する必要はないと思うけれど、ラテンアメリカの英雄、チェ・ゲバラの青春の旅の日々を綴った日記を元に映画化された作品。公開翌日に観に行こうとしたら数時間前で既に受付終了のために断念したのだけれど、ようやく観ることが出来た◎ 正直チェ・ゲバラについては、あまり知識を持っていない。恥ずかしながら、ほぼガエル目当て。(笑)でもガエル目当てで観る映画は、ほとんど個人的にヒットする作品が多い。(i.e. ドット・ジ・アイ、天国の口、終わりの楽園) きっとチェ・ゲバラについて、ある程度の知識をつけてから観たほうがより楽しめるのだと思うけれど、そうでなくても充分楽しめ、彼について知りたいと思わされた。 タイトルにある通り、バイクで南アメリカ縦断の旅に出るのだけれど、映画を見ているとバイクでの移動は半分も行かないぐらいのところで終っていて、後は足とヒッチハイキング。 それでもこのタイトルにはやはり惹かれるところがある。 南アメリカ。ほぼ未知の世界。 アルゼンチンで生まれ育ったゲバラ自身にとっても未知だった多くの物事を見て、いろいろな人々と出会い、苦楽を繰り返す中で自分の中に芽生えた何か大きなもの。 それが彼のその後、南アメリカのその後を大きく変えることになった。 「旅」は本当に素晴らしい経験。人生には欠かすことの出来ないことなんだなと、改めて感じる。 [ THE MOTORCYCLE DIARIES ] ★★★★ 監督:ウォルター・サレス 原作:エルネスト・チェ・ゲバラ「モーターサイクル南米旅行日記」(現代企画室刊) 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ、ミア・マエストロ @恵比寿ガーデンシネマ
by h_i_k_i
| 2004-10-29 10:47
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